暑い日には必ず持っていく水筒ですが、
スポーツドリンクを入れてはいけない事をご存知ですか?
内部が金属の水筒に、スポーツドリンクを入れると、
内部についた細かい傷から銅が溶け出し、それを飲んで中毒症状を引き起こします。
スポーツドリンクに含まれる塩分が、内部の傷から腐食させ、
サビを発生させて、飲み物に紛れ込むのです。
過去に水筒に入ったスポーツドリンクを回し飲みして、
全員が食中毒で病院に搬送された事故がありました。
このニュースを見たことある人は、この事を知っている人は多いでしょう。
ですが実際にこの事実を知らない人が多いです。
今回は大切なお子さんのために、水筒に入れてはいけない飲み物と、
スポーツドリンクを入れる水筒はどういうものがいいのかを、紹介します。
水筒にスポーツドリンクを入れると中毒になる!?
ステンレスやアルミなどの金属でできている水筒の内部には、
使っていく内に必ず傷ができます。
傷ができると、自然に内部の銅が露出することになります。
この時点で少し怖いな・・・という印象を持つ人も多いはず。
飲み物の中に含まれている塩分が、銅と反応することでサビが発生します。
そのサビが飲み物と混ざり、飲むことで中毒症状を発生させます。
約4~5時間置いていると、中毒になる危険製が高まるようですが、
水筒を持つのであれば、4~5時間置いておくなんて普通ですよね。
入れてはいけない飲み物は酸性飲料
酸性が高い飲み物を入れると駄目です。
- スポーツドリンク
- 乳酸菌類のドリンク
- 果汁入りのドリンク
これらは金属製の水筒に入れることを控えましょう。
酸性度を簡単にチェックしたいのであれば、
こちらのサイトで確認することができます。
pH数値が少なければ少ないほど、酸性となっています。
麦茶は大丈夫だけどウーロン茶はNG
アルカリ性のミネラルウォーターや、麦茶は大丈夫です。
ですがやはり長時間置いた飲み物は危険なので、
水筒に入っている飲み物は、早めに処理するほうがいいでしょう。
ウーロン茶と緑茶は、酸性寄りの飲み物のため、避けた方が無難です。
水筒内部に傷を入れないようにするにはどうすればいいのか
水筒を洗うときに、金たわしなどで内部をごしごし洗うのは止めましょう。
漂白剤を使うことも、控えるべきです。
一番良いのは重曹を使用して洗うのが一番です。
・水筒にふたを閉めて振る
汚れが酷い場合には、
・振ってから1時間つけ置き
することで、綺麗に洗うことができます。
なるべく内部はスポンジ等で、こすらない方が安心ですね。
重曹は掃除する際の必需品なので、買っておいても損はないです。
サーモスの水筒ならスポーツドリンクを入れても大丈夫
サーモス製の水筒(真空断熱構造)は、スポーツドリンクを入れても大丈夫なようです。
スポーツドリンクに含まれる塩分は微量のため、本体に入れてお使いいただいても構いませんが、ご使用後は十分にお手入れをお願いします。
スポーツドリンクに限らず、飲みものの成分が残ったままですと、ステンレス鋼が腐食(さび発生)し、保冷性能不良の原因となることがあります。ご使用後は、飲みものの成分が残らないよう、食器用中性洗剤を含ませたスポンジやボトルブラシできれいに洗い、流水でよくすすぎ、十分に乾燥させてください。
外仕事や部活で使う場合、2Lの水筒のほうが良さそうです。
手短なモノをあげるならペットボトルが良いですね。
市販のペットボトルを半分に分けて、半分を凍らせてから残りを入れる、
少し手間ですが、これが一番確実かつ冷えたまま飲むことができます。
他にはスクイズボトルもあります。
ロードバイクでよくみる特殊なボトルで、プラスチック製なので安心なのですが、
保冷機能がまったくのが唯一のデメリット。
すぐにぬるくなるため、工夫が必要です。
DNSスーパースクイズボトルはとても人気のある商品です。
くびれがあるため持ちやすく、口も広めで飲みやすい。
口はキャップ付きで、二重構造で漏れない仕組みになっており、
フタを外すと同時にキャップも上がるので、とても飲みやすいスクイズボトルです。
2018年のプライムデーで、この水筒を購入しました(ランチ用)
スリムで軽くて持ちやすい水筒で、特に女性におすすめの水筒でした。
スリムな水筒でデザインも良い。サーモスJNO-501をレビューの記事はこちらからどうぞ
外で遊ぶ場合や、海に行くときにも必ず水筒は持って行きましょう。
余計なお金を使わないですむし、冷たい飲み物がいつでも飲めます。
まとめ スポーツドリンクを入れるならサーモスがおすすめ!
・飲むと中毒症状を引き起こす危険性有り
・酸性寄りの飲み物は極力入れないように
・内部を洗う場合は擦らずに、重曹を入れて混ぜて洗う
・スポーツドリンクを持っていく場合はスクイズボトルかサーモス製を持っていく
僕はいままで気にせずに、スポーツドリンクを入れてましたが、
こんな危険性があるとは思いませんでした。
子供の頃に中毒になっている思うと、ぞっとします。
自分のお子様を守るために、金属製の水筒にスポーツドリンクを入れるのは控えましょう。
家で過ごす場合は、エアコンをつけて過ごしましょう。
扇風機だけでは熱中症になるので、無理せずにエアコンをつけてください。
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